石川県は、南北に細長い形状をした日本海側の北陸地方にある都道府県です。県の北部を能登地方、県南部を加賀地方と言い、それぞれに魅力的な観光名所を備えています。 能登地方は日本海に向かって突き出た半島(能登半島)になっています。能登半島は日本海側で最も突出面積が大きい半島であり、ドラマや映画の撮影などでもよく使用されています。 高洲山の裾野の急斜面には、1,000以上もの田んぼが幾重にも重なった白米の千枚田があり、日本海を望む美しい田んぼのグラデーションが広がっています。 石川県は北陸でも有数の温泉地として有名で、和倉温泉や輪島温泉があります。こちらも、夕暮れの景色が美しい日本海に面した温泉宿は、全国の温泉ファンにも人気が高いスポットとなっています。 県南部の加賀地方には人口の約40%を占め、県庁所在地である金沢市があります。日本の三名園とも称される兼六園は、金沢市の中心に位置し、四季折々の花々の美しさや景観を楽しめる庭園として、多くの観光客に親しまれています。 金沢には、古くからの伝統工芸として加賀友禅と呼ばれる着物模様の技法が受け継がれています。加賀友禅は、その独自の表現方法や色彩により、やわらかく包み込んでくれるような着物となっています。 【石川県出身の著名人・有名人】 松井秀喜(元プロ野球選手) ダンディ坂野(タレント) 鹿賀丈史(俳優)