中古トラックの【キントラ】ホーム|商用車両の種類|コースターとは
1969年2月にトヨタ自動車から発売されたコースターは、1963年にダイナシリーズのひとつとして登場していたトヨタ・ライトバスに全面的な改良を施したものになります。 ダイナと共有していたフレームの代わりにコースター専用のフレームを新設定し全長、全幅を増加させ居住性の大幅な向上を図りました。 コースターという名前は「沿岸貿易船」「巡航船」のイメージから来ていて、通勤や送迎、あるいはグループでの小旅行など幅広い要望をこなせるということから命名されたそうです。 1982年5月に2代目のコースターが登場します。 従来の折戸式のドアと、このクラスで初となるグライド式ドアをラインナップに追加し、EXモデルにはエアサスペンションを用意、一部車種にパワーステアリングを設定するなどして快適性の向上を図りました。 3代目は11年後の1993年1月に発売されます。 国内のコースターのエンジンはディーゼルのみ設定でしたが、2002年3月にLPGエンジンも追加設定されました。 乗車定員はバスが26人(冷蔵庫をオプションでつけたら25人)と29人で、幼児専用車になると大人3人+幼児49人、大人3人+幼児39人、ビッグバンで9人+貨物1250kgとなっています。 また、1996年6月からは日野自動車株式会社へOEM供給を開始していて、日野・リエッセⅡとして販売されています。