中古車(トラック・バス・重機)販売【キントラ】ホーム|商用車輌の種類|冷蔵冷凍車とは
冷凍車(冷蔵車)とは、荷箱の内部に冷凍(冷蔵)機を搭載し、かつ断熱構造の荷台(荷箱)を持つトラックを指します。
用途は、主に冷凍(冷蔵)された生鮮食品、物品等を輸送する事を目的とする事が殆どで、時には医療品を輸送する事もあるようです。
トラックのサイズとしては、2トン(2t)冷凍車、4トン(4t)冷凍車、10トン(10t)冷凍車等、様々な用途に合うように小型から大型、増トン車と言われるサイズのものまで存在します。
構造としては冷凍(冷蔵)機の仕様及び箱の造りが庫内温度を下げる(冷やす)、一定温度に保つ事に特化しており、冷凍(冷蔵)機により庫内の温度を下げ(定温に保ち)、断熱構造の箱により外部温度による影響を出来る限り無くし、庫内温度を保つ構造となります。
また、冷凍(冷蔵)機ユニットとして設定出来る温度帯により「中温」「低温」「高温(加温機能)」の分類が出来ます。
冷凍(冷蔵)機メーカーとしては、菱重コールドチェーン(三菱)、サーモキング、デンソー、東プレ、東芝キャリア等のメーカーがよく耳にするメーカーではないでしょうか。
また、スタンバイユニットという装置を装着している車輌は、エンジンを停止している間でも、AC電源から冷凍機を動かす事ができ、夜間の保冷、船での車輌輸送中にも使用する事が出来る。
食料品、生鮮食品以外の一般的な物品輸送には向かない為、レンタカー、レンタル車輌が多いのも特徴です。
冷凍機を付けず、断熱構造の荷台を持つトラックは、保冷車となります。