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■ ラフタークレーンとは

ラフタークレーンとは、ラフテレーンクレーンの通称名の一つであり、ラフターとも呼ばれ、ホイールクレーンの分類に入る。 ラフテレーンクレーン(rough terrain crane)のその名の通り、悪路や狭路でも作業、走行が出来るように造られており、その要因としては、4輪駆動、4輪操舵システムが上げられる。 吊り上げ荷重は、4.9t吊り、8t、10t、16t、25t、30t、35t、45t、50t、60t、70t、75t、75t等、何種類か各メーカにて用意されており、様々な現場に対応できるようになっている。 その車重からスピードを出しすぎると通常のブレーキにて車体を制止する事が難しく、大きい車体には似つかわしくない4トン車用のエンジンが搭載され、走行速度が49km/hまでしか出ないように制限されているのも特徴の一つ。 他の自走式ホイルクレーンとしてオールテレーンクレーン(オルテレンクレーン、オルタークレーンとも言う)と呼ばれる車両がある。 ラフタークレーンが2軸(4輪)に対し、3軸(6輪)以上の台車にクレーン装置を架装したもので、クレーン操作と運転はラフタークレーンとは違って別の操作室で行う(ラフタークレーンは運転もクレーン操作も同じクレーンキャブと呼ばれる操作室で行う)。 オールテレーンクレーンは最大9軸(18輪)車まで存在し、ラフタークレーンよりも大型化が出来る為、他のクレーン車と比較しても吊り上げ能力の高さが際立っている。 他にも特徴として、車軸を多く取る事から、1軸又は1輪あたりの地面への接地圧の低さから、悪路、不整地での走行で高い能力を発揮する。 現在、国内で使用されている主要車種として、タダノ(オールテレーンクレーン)100t吊り~550t吊り。 加藤製作所(オルタークレーン)30t吊り~400t吊り。コベルコクレーン(オールテレーンクレーン)120t吊り~265t吊りが国内で製造される主要な車種となる。 世界最大クラスのオールテレーンクレーンとなれば、1200t吊りの能力を発揮するものもある(ドイツに本社を置くリープヘル{Liebherr}社)。 他の大型のクレーンとしては、前記2車種のように自走式ではないが、クローラー(履帯)により走行出来るクローラークレーン(Crawler crane)と呼ばれる移動式のクレーンもある。 特徴としては、クローラー式はホイール式と違って地面への接地面積が大きい為、不整地や地盤の柔らかい現場であっても作業する事が出来るが、その反面、移動の際は速度が出ないので、トレーラー等の重機運搬車に運んでもらう事になる。

■ ラフタークレーンの用途

ラフタークレーンもしくはラフテレーンクレーンは、整地されていない場所でも走行可能なクレーン車のことであり、ホイールクレーンの一種、9ナンバーの大型特殊自動車になります。 ちなみに、ラフテレーンとは、荒地という意味を持っています。 なぜ整地されていない場所でも走行可能かというと、基本的に四輪駆動、四輪操舵システムが採用されているからです。 なお、ラフタークレーンは基本的にトラッククレーンと比較して、コンパクトな作りになっており、狭い場所での作業に向いています。 そのため、ラフタークレーンのニーズは多く市場も活況を呈しています。ラフタークレーンは市場において、比較的人気のある重機であるといえるでしょう。

■ ラフタークレーンの種類

ラフタークレーンの種類としてまず分類されるのは、吊り上げ能力でしょう。 ラフタークレーンのクラスには、「10t」、「25t」、「50t」、「70t」などがあります。 次にブームの長さが挙げられます。基本的にブームは長い柱状になっており、ベース部分から先部分まで、数段階に分けて収められているロッド形状が一般的です。 種類によっては、これが2段階構造になっていたり、3段、4段階構造になっていたりします。最大40メートルを超えるものもありますが、このロッド形状によって10数メートル程度まで短く収めることができますので、公道を走行することができます。

■ ラフタークレーンの構造

基本的に一つのエンジンを元にして走行や旋回、そして吊り上げなど全ての動きを行っています。 また、クローラークレーンと同様、走行と操縦を一つの運転台で行うことができるという特徴を持っています。 ただ、走るスピードが速すぎると、ブレーキをかけた際に重たいクレーン部分が接地してしまい、事故に繋がる可能性があるため、ほとんどのメーカーでは、最高速度は50km/h程度に留めています。 そのため、エンジンが同程度の重量のトラックと比べると小さいものを使用しており、結果的にコスト低減となっています。 また、大型のラフタークレーンは全長や全幅また重量などが制限を超えるため、公道の走行には特殊車両通行許可が必要となります。 また、大型車種では、ラフタークレーン自体の前後に誘導車をつけ、夜間のみしか走行できないものもあります。 クレーン装置は基本的に油圧シリンダーで駆動され、また車自体の操縦はオートマチック仕様が通常となっております。

登録台数 258

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