中古トラックの【キントラ】ホームキンドリ|狭い現場で大活躍!ホイールクレーンの特徴や活躍する現場をご紹介

狭い現場で大活躍!ホイールクレーンの特徴や活躍する現場をご紹介

狭い現場で大活躍!ホイールクレーンの特徴や活躍する現場をご紹介

狭い作業現場で活躍する移動式クレーン車「ホイールクレーン」。ここでは、操縦できる条件や用途などについて詳しくご紹介します。

■ホイールクレーンとはどんなもの

「ホイールクレーン」は、ゴムタイヤを装着した車軸に荷台を設置し、さらにジブクレーンを搭載した移動式クレーンを指します。  厚生労働省の『クレーン等安全規則』では、吊り上げ荷重0.5t以上であり、「荷物を水平に移動するための装置を備えている」「原動機を搭載していて任意の場所に移動できる」「動力で荷物を吊り上げられる構造になっている」という3つの条件を満たしたクレーンと定義されています。  クレーンを操作しながら必要に応じてポジションを変更することはもちろん、公道を走ることもできるので、作業現場外の移動にも対応することが可能です。  そのため、ホイールクレーンは多くの作業現場で活躍しています。

■ホイールクレーンの特徴と活躍する現場

ホイールクレーンの特徴と活躍する現場

ホイールクレーンの特徴は、走行時の運転と作業時のクレーンの利用を同一の運転席で行うことができる点です。  車に特殊性があるため、道路運送車両法では9ナンバーの特殊車両扱いとなります。  移動式クレーンには、キャタピラー式とタイヤ式のふたつの走行手段があり、キャタピラーでは、安定性があり悪路でも自由に走行できますが、公道を走ることはできません。  タイヤ式の場合は安定性があまりありませんが、公道を走ることができ、最高速度は時速50kmほどなので長距離移動の際は自ら運転して移動することが可能です。  タイヤにはゴム式の4輪式と3輪式が採用されていて、前輪駆動型の駆動方式が採用されています。  前輪駆動型は、ラフテレーンクレーンと言う名称で呼ばれ、より小回りが利き、狭い場所でも自由に操縦することができます。  さらに、アウトリガーというものが装備されていて、その場で固定できるようになっており、安定した作業ができるようになっています。  ホイールクレーンは、主に土木・建設業界などの他、解体業や産業廃棄物業などでも活躍しています。  ただし、排出ガス対策型・騒音型建設機器などの排ガスや騒音の規制対象にもなっています。  そのため、規制が適用されたときより後に製造されて販売されている車両に関しては、基準適合表というステッカーが貼られている車両でないと作業できません。

■ホイールクレーンを運転するための資格

ホイールクレーンを運転するための資格

ホイールクレーンを運転するには資格が必要で、吊り上げ荷重によって3つに分かれています。  吊り上げ荷重が5t以上の移動式クレーンの場合、移動式運転免許が無ければ運転できません。  吊り上げ荷重が1t以上5t未満の移動式クレーンの場合は、小型移動式クレーン運転技能講習を受ければ運転できます。  吊り上げ荷重が1t未満の移動式クレーンの場合は、移動式クレーンの運転の業務特別教育を受ける必要があります。  吊り上げ荷重が5t未満の移動式クレーンを運転するには、普通自動車1種免許を所持していれば技能講習や業務特別教育を受けることができ、修了すればすぐに仕事で使うことができます。  技能講習や業務特別教育は全国17箇所で実施されているので、比較的受講しやすくなっています。  ホイールクレーンを運転できる資格を取得すると、土木や建設現場でのクレーン作業を行うことができるので再就職やスキルアップなどに役立ちます。  5t未満の移動式クレーンを運転できる人材が社内にいればクレーン作業を任せられるので、雇用主からも便利で重宝される資格です。

中古ホイールクレーンならキントラ
(旧:近畿トラック販売)

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