中古トラックの【キントラ】ホーム|キンドリ|長距離向きのトラック!アルミウイングの魅力とは?
アルミウイングは長距離の輸送に向いているトラックで、汎用性が高くさまざまな業界で利用されています。 荷室がパネルで完全に覆われているため、積荷が雨風にさらされることもなく、風で飛ばされる危険もありません。 ウイングパネルが軽量なアルミ素材でできているので、その分積載量を増やせるというメリットもあります。 このようなアルミウイングの特徴や魅力、汎用性が高いと言われている理由をご紹介します。
アルミウイングはウイング車の一種で、深夜の高速道路を走る大型トラックによく見られます。 ウイングの外板部の素材はいくつか種類がありますが、アルミ素材を波板状にしたアルミコルゲートと呼ばれるものが一般的です。 また、波板状ではないフラットパネルと呼ばれる起伏のないタイプも人気があります。 ウイングの素材としては、アルミ以外に、軽量化と低コスト化のためウイングの素材に幌(ほろ)を用いた幌ウイングや、ウイング内部に断熱材を使用した保冷ウイング、冷蔵冷凍機能を追加した冷凍ウイングといった仕様もあります。 アルミウイングは両サイドのウイングがアルミでできているタイプで、他のウイング車同様、鳥のつばさのように上下に大きく開閉できる機能を持っています。 サイドのパネルが開いたところは、映画「バックトゥザフューチャー」に出てきたデロリアンのドアが開いた形と似ていますね。両サイドが大きく上下に開く構造のため、フォークリフトを使ってパレットに載せた荷物をきっちりと隙間なく効率よく積むことができます。 両サイドに加えて、後方の扉も開くので三方向からの開閉が可能。どこからでも荷物の積み下ろしができるため、作業効率を高めてくれます。
アルミウイングの魅力を挙げてみましょう。
荷台がすべてアルミパネルで覆われているため天候を気にする必要がありません。
パネルや天井の構造が緩衝材を挟んで固定させやすい仕様となっているので、イチゴや桃、メロンなどデリケートな果物や食料品をはじめ、日用雑貨などの箱物や高級家具、袋物、建築材料など幅広い輸送が可能です。 さらに、エアサス車であれば衝撃や振動の吸収に優れているので精密機械等もストレスなく運ぶことができます。
重量が軽いアルミ製のパネルを使用しているので、車両重量が軽くその分積載量を増やすことができます。
パネルがサイドに大きく開く構造をしているので荷物の積み下ろしがしやすく、フォークリフトを使って効率よく荷物の積み下ろしができます。
アルミウイングも箱型のバントラック同様に、荷物の積み下ろしを効率よく行うため、車両の後部に跳ね上げ式のパワーゲートや、トラックの車体下部に格納できるタイプのパワーゲートを付けることが可能です。 冷蔵や冷凍機能を備えたアルミウイングの場合、床に鉄板やアルミ製の縞板(しまいた)を張る場合もあります。 アルミ製のウイングを使っていることで重量が軽くなり、一度に大量に運べるメリットもあります。 つまり、輸送にかかるコストもより安く抑えられるのです。もちろん、衝撃などから荷物を守る工夫も充分になされています。 アルミウイングに代表されるウイング車は架装の汎用性が高く、積荷の種類や積載量にあわせて、ドライバーが使いやすい仕様に架装することができます。 軽量ボディで最大積載量もアップ。 デリケートな荷物も安心して運べるので、長距離輸送には欠かせない存在です。