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■ 秋田県とトラックの関係

秋田県は東北地方の日本海側に位置し県庁所在地は秋田市です。 　国定公園が多く、自然に恵まれた緑豊かな景色が広がりますが、反面人口は１９８０年の1,256,745人をピークに年々減少しています。 　秋田県といえば米どころとして有名です。「あきたこまち」をはじめとしたブランド米を作っていて、産出量は全国３位を誇っています。米が採れるところはやはり酒どころも多く秋田県は日本酒でも有名です。生産量は全国で５位になります。 　また畜産業では比内地鶏や桃豚・八幡平ポーク等のブランド豚が多いです。比内地鶏は天然記念物である比内鶏を改良した品種で、名物のきりたんぽ鍋の出汁としても利用されています。 　水産業ではハタハタを主軸としていて、しょっつると呼ばれるハタハタで作られた魚醤は鍋料理に使われます。日本三大うどんといわれる稲庭うどんも秋田の代表的な食品の１つです。 　製造業では携帯電話やパソコンに利用される固定コンデンサが、２００８年に出荷額が全国で１位になりました。 　林業でも木材の生産量は全国で４位になります。 　秋田県といえば東北三大祭の一つである秋田竿燈まつり。毎年８月に開催されています。 　また男鹿半島の八郎潟調整池や、十和田湖などの自然が豊かな場所が観光名所として人気があります。入浴剤でも人気の乳頭温泉は、十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓に位置し、泉質や効能が異なる源泉が７つもあります。 　そして大晦日の風物詩として有名な男鹿のなまはげは、国の重要無形民俗文化財に指定されています。大晦日に家々を回るなまはげをみるのは難しいですが、「なまはげ柴灯まつり」が毎年２月に行われていて、神楽やなまはげの再現を観光客でも見学することが出来ます。 　社団法人秋田県トラック協会は、秋田県で輸送事業を営んでいる個々の事業者が参加して、トラック輸送サービスの向上や社会との共生・貢献を目指して活動をしています。 　トラックには２種類あり、緑ナンバーを利用しているお客様の荷物を有償で運ぶ営業用トラックと、白ナンバーを利用している自社の荷物を自社の車で運ぶ自家用トラックとで分かれています。 　更に緑ナンバーの営業用トラックは、「貸切トラック・特別積合トラック（定期便）・宅配便」に分かれています。緑ナンバーのトラックは、輸送効率が白ナンバーのトラックよりも約２８倍も良いのです。 　つまりその分環境にも優しいといえます。このため自家用の白ナンバーから、緑ナンバーへの転換が推進されています。 　社団法人全国トラック協会のホームページでは、アニメで見るくらしと産業「もしもトラックが止まったら」という動画を閲覧することが出来ます。 　国内貨物輸送の約９割を占めるトラック輸送。トラック輸送について判りやすく知ることが出来ます。 　身近なトラック輸送として宅配便や引越しが知られていますが、サービスの多様化により需要は増え続けています。生鮮食品を運ぶためのクール便や、時間指定配達や代引きを利用したことがある方も多いのではないでしょうか？ 　緑ナンバーのトラックは、農作物や水産物の輸送だけではなくあらゆる物を運ぶライフラインの役割を果たしています。 　災害時の緊急輸送にも活躍するトラック輸送は、私たちの生活に欠かすことが出来ない大切な物なのです。